【世のお父さんお母さん必見!】子供を猿に近づけるべからず。

【世のお父さんお母さん必見!】子供を猿に近づけるべからず。

「鉄板ネタ」はじめました。

猫ブログなのに、まったく猫とは関係ないんだけどね。

「はなちゃんと言えばアレ、鉄板ネタでしょう!」

「あの話してして!」

とみなさんに言っていただける鉄板ネタのひとつやふたつ(いや10個くらいあるかな)あるので、せっかくブログ始めたし書いておこうかしらと思い立って冷やし中華ばりに「鉄板ネタ」カテゴリーをはじめてみたよ。もちろんブログのネタにはそぐわないレベルのネタもあるんだけど!そういうのは書きません。笑

人生色々でね、ふざけたエピソードは星の数ほどあるのだけど、すべての出来事は私にとって(苦くても)良い想い出ではあるからその中でもネタとしてちゃんと書いて残しておこうかなと思うのをここでシェアして見ようかと。

割と若い時(中高生時代)から人よりも、大騒ぎ”ドラマチック”エピソードの多いんですよね、私。でも私の経験値から行くとね、ドラマチックエピソードが多い人って周りにも結構いるよね。そしてビックリ事件が起こる人って割と頻繁に事件が起こりがちだし事件に遭遇しがち。(というか大体巻き込まれがち?)そしてその周りにもネタ人が満載!世にも奇妙な物語だよ。というか単に類トモなのかな?

私の場合、私に限らず、親や妹弟、親族にも「嘘みたいなホントの話」がいっぱいあるからね~。たまに、自分には「語りべ」のような役割もあるような気さえしてくるよ。うちのお父さんがサリン事件の電車でサリンの袋踏んづけて警察に靴を取り上げられたりとか、うちの妹が、住んでいたマンションの隣人がアパートの階段で変死しているところに帰って第一発見者になっちゃったり、ホントにうちの家族だけで、「相棒」の脚本に貢献出来そうだもん。私自身も大体、思い出せば事件は色々あるけど、まぁだんだんと小出しで行こうかな、と。笑

人生最悪のモンキーアタック事件

そんな中でもここ10年以内、30代の一番の鉄板「ケガ」ネタはやはりタイで起きた「モンキーアタック事件」だろうな!いやああれは本当に死にかけた!!やっぱこれよね。

そして、この事件で身を持って学んだ知識を色々とみなさんにもシェアしていく事で、ぜひとも事件を意味のあるものとして昇華させたいと思うのです。

どうぞ、聞いてやってください。(←曲紹介ふう)

ゴールデンウィークのタイ、サムイ島で事件は起きた

当時ゲームのPR仕事をしていた私は、ゴールデンウィーク明けから忙しくなるのがわかっていたのであまり旅行に行きたい気分ではなかったのを覚えてる。旅行がどうこうというわけじゃないけど、5月6月と続けてアメリカイギリス出張が決まっていたし、ホントにゴールデンウィークはのんびりしたいと思っていたんだよね。

その当時私は行きがかり上(?)あんまり合わない人と結婚していて問題多き別居婚をしていたわけなんだけど、「俺はGWしかまとまった休みは取れないんだ」というお相手の自分勝手な理由でタイの離島に行くことになった。私はのんびりしたかったので、本当にめんどくさいし旅行したくもなかったし、完全に乗り気じゃなかったんだよね。

まあでもいちいち争うのも嫌だし、忙しくなる前にのんびりできるのは良いことだし、仕事も気になってたので「WIFIがちゃんと繋がるリゾートホテルでのんびりできる」ことを条件にタイに行きました。初めの一日はゴキゲンにマッサージしたりプールサイドでカクテル飲んだりのんびりしていたのに、2日目に貧乏性のお相手が「半日だけ安い観光ツアー見つけたから一緒に行ってよ」と言ってきました。「私は観光なんて本当に興味ないから一人で行って来てくださいな」と言ったところ「俺は英語は喋れないんだから半日くらい付き合えよ」と早速喧嘩になる。っていうかタイなんだから別に英語関係ないだろ。タイで通じないような英語レベルでケチって現地の安い観光ツアー申し込むな!(怒)という気持ちだったけど、旅先でくだらない喧嘩するのも面倒なので、しぶしぶつまんない安ツアーに行きましたよ。ええ、行きましたとも。

もともと離島だし大した観光地でもないので、半日1500円みたいなホントに安いツアーで、なんかひわいな形の岩を見に行ったり、大きめの仏像見に行ったりして、やっと最後に「サルのいるモンキーパーク」みたいな、無許可でやってそうな、イラついた顔のサルが一匹だけしかいない原っぱみたいな敷地の場所に連れて行かれました。もうとにかく本当に暑いので、おじさんがその辺のヤシの木から取ったヤシの実を割ってココナツジュースを売っているような、すごいローカルな場所でしたねー(遠い目)。

そもそも私はサルが苦手で、あまりこのツアーにもこの場所にも興味もなかったのですが、「やったー、これでやっと半日観光終わってリゾーティなホテルに帰れる~」とウキウキしてました。

この写真に写っている私の右手が人生最後の無傷の右腕の写真となったねー。この数分後に大変な事になるとも気づかずに・・・

「さあ始まりますよ~」といった感じでツアー客は真ん中の広場に集められる。

真っ赤な顔をした中型犬くらいのサイズのサルが一匹、猿回しのおじさんに命じられてヤシの木に登っていく。ヤシの木の上からヤシの実を下に落としたサルを見ながら、ツアー客はぱちぱちぱち~と乾いた拍手を送る。

「この後サルと記念写真を撮りたい人はここに一列に並んでください」と言っておじさんはサルをヤシの木の下に紐でつないだ。私はサルが苦手だし、別に写真も一緒に撮りたくなかったので、帰りのバスの方に近い離れた場所でiPhoneを右手に持って全景の写真とかを撮っていた。するとカメラ越しに、木につながれているサルと一瞬目が合った。サルは遠くから私に向かってシャーっと威嚇をし、私の方に向かってきた。すると、首が紐で木につながれているので首がガッと絞められたサルはギャッと言って見えなくなった。

「あーあぶなかった。サル怖~え・・・」

と思った次の瞬間!

サルは私の上に飛びかかって来ていた。そう、自分でつながれていた木の紐を外して怒りながら私に向かってきたのだ。(てか自分で紐外せるんかい!!)

顔めがけて飛びかかってきたサルから身を守るようにとっさにiPhoneを持った右手を顔の前に出すと、サルは私の右腕を喰いちぎっていった。それはもうホラー映画ばりで、ONE PIECEのルフィが肉食べる時みたいに、骨から引きはがすように自分の身の肉が喰いちぎられていくのが見えた。スローモーションで、喰いちぎられた血管から血がドクドクと溢れ出すのが見えた。ひいいいいいい!しかも腕の表側、静脈だったので血管から血が噴き出す時に血は青みをおびていて、空気に触れると鮮やかな赤に変化していった。それがすべて私にはスローモーションで見えていて、パニックしながらも割と冷静に、「あ、だから静脈側は青いのか~」なんて考えていたのを思い出す。右手にiPhoneを握っていなかったら恐らく手のひら側を相手に向けていただろうから、そうしたら動脈側を喰いちぎられていて、あんな離島でソッコー失血死していただろうなと思うと怖くなる。

(ちなみに私は元々、映画も、刑事ドラマの血のりでも見れないくらい血が大の苦手なので、こんな事を活字で描いている今この段階でも気絶しそうなくらいに恐ろしい。)

きっとその喰いちぎられていた時間はほんの数秒の出来事だったと思う。私は恐ろしさのあまり、腰を抜かし、助けを呼ぶ声も出せなかった。血だらけになりながら逃げようとするも、怒り狂ったサルは私の足に爪を立て、更に襲いかかってきた。それに気づいた、ヨーロッパ系のツアー客のお姉さんが、私の近くで悲鳴を上げた。そこで私は初めて金縛りが解け、彼女に向かって、「Run!(逃げて!!)」と初めて声を出せた。そこからは動物園のおじさんもツアーのみんなが気付いたのでサルは私から離れて行ったけど、その時にはもうあたりは血だらけで大変なことになっていた。なんの役にも立たない元夫はオロオロするだけで結局ツアーガイドのお兄さんが私の腕をきつく縛って車に私を乗せて近くの民家のような診療所に連れて行ってくれた。結局ここでは何もできないということで救急車を呼び、島の反対側に一つだけある国立病院まで救急車で運ばれた。救急車は舗装されていない道路を爆走し、私は失血死するのが先か、交通事故で死ぬのが先か、賭けたくなるほど恐ろしい数十分を過ごした。今でも夢に出てくるくらいに恐ろしい出来事だった。

やっと着いた病院の救急は担架で運ばれるけが人がみんな血だらけで、私なんて軽傷?って思うくらいの恐ろしい野戦病院のようなところでした。病院なのになんか屋根はないし、手当より先に「お金持ってる?払える??」みたいな感じでしぶしぶ治療という感じでした。事情を聞いた医者は傷を見るより先に「ああ、サルの園の事故ね」ってな感じで何も聞かずに狂犬病のワクチンと破傷風のワクチンを私に打った。(たぶん無認可でろくにサルにワクチンも打っていないような感じなんだろうなと思った)それから、研修医のような若い医者は私のギザギザに喰いちぎられた腕を消毒だけして適当に縫い合わせた。脚の方も結構傷だらけだったけどまあ、脚は絆創膏して終わり。みたいな感じ。

始まったばかりの旅行で大怪我を負った私はとにかく日本に帰りたくて、元夫にすぐに帰国したいと告げた。でもケチなその方はGWに格安で取った旅行だからキャンセルは効かないし、せっかくの休みに来たのだからこのままの旅程で帰ろうと言い張った。私はいくらかかってもいいから帰りたいと懇願したが、全身が痛すぎて全然喧嘩に勝てない。腕が痛いし脚もびっこで荷物も持てない。そして本当にコイツは何の役にも立たないし自分勝手で優しくないし心から頼りにならないと確信し、自分の身はやはり自分で守るしかない、何とかせねばと思った。結局、その時は痛みと絶望感に気力も無くなりしばらく痛み止めを飲んで少し寝た。

すると夜になって本当に腕がずきずきと尋常じゃない痛みに変化していった。まるで心臓が腕の傷口の場所に移動したかのようにどっくんどっくんと疼いている。そのホテルはWIFIだけはガッツリ繋がるので、役立たずしか近くにいなくて不安になった私はフェイスブックに近況報告をし、「腕を縫うとこんなに腫れるものなのでしょうか?」と膨れ上がった腕の写真を載せた。友達はみんな心配してくれて「かわいそうに、頑張れ―」と励ましのメッセージをくれたんだけど、一人だけ、医者の友達が「はなちゃん、それ蜂窩織炎を起こしているかもしれない」とコメントをくれました。その友達が医者だという事は知っていたのだけど、たまたま感染症の専門医で、彼の言葉に救われた私は直接ダイレクトメッセージで相談を始めた。「とにかく、もう一度救急で行って抗生剤を打ってもらって。離島だとしてもこのタイプのものならあるはずだから、お金とクレジットカード全部見せて支払能力はあると知らせて、日本のホームドクターの指示だと言ってこの薬品名を告げて毎日点滴をしてもらいなさい」と言ってくれて私は旅行中毎日点滴をしに病院通いをした。

セクシーショットの様で、一切セクシーじゃない青あざショット。下は水着だし。
本当に右腕の太さが倍ぐらいになってたよ

フランケンシュタインみたいに縫われちゃってるけど中が腐ってどんどん腫れちゃった

「ケガの保証は責任もってします」と言っていた動物園は2日目から連絡が途絶え、ばっくれられたけど、正直そんなことどうでも良いと思っていた。なのに、ケチで役立たずな元夫は「許せない、電話して英語でクレームをしろ」と私に言ってくる。怪我した本人がどうでもいいと言っているのに、本当にどうでもいい。

最終的に、サムイに来てから酷い目にあって毎日ホテルからタクシーで病院通いする私に同情したホテルの従業員たちが「せっかく愛の国タイに来たのに、こんな嫌な思いをしてタイを嫌いにならないでほしい!!」とみんなで警察に行ってくれて犯人(というかバックれていた動物園)の人に医療費を弁償させてくれた。そんなわけで私は最終日に行きたくもない警察署で何時間も事情聴取を受けて大怪我の右手で何枚も調書を書かされて、素直に喜べなかったけど、とにかくサムイを出られる日は嬉しかった。優しいホテルの人たちには癒されたし優しさは嬉しかったけれど、たぶんサムイには当分行かないと思う。

旅の思い出はひたすら病院で点滴とプールサイドでビール
タイを出る空港で撮った写真が一番嬉しそうな良い顔してるワタシ

トランジットのシンガポールで、やっと設備の揃った日本のクリニックにかかれることになり、狂犬病のワクチンも打ちに行きました。その場であまりのずさんな手当に、日本のお医者さんに縫合部分を全部ほどかれて、その場で腕の腐った組織を抉り取る手術を受けることになりました。でも本当に先進医療のありがたみを噛みしめながら、とりあえずシンガポールスリングだけは飲んでやっと日本に帰れました。(泣)

どんな時でもふざけた写真が残っている自分にあっぱれと思う。w

ちなみに後から聞いたんだけど、サルは賢い動物でランクを重んじる生き物なので女と子供しか襲わないんですって。どんなに見知らぬ他人でも嫌いな人でも良いから男の人の横に居れば襲われないそうなので、動物園に行く時は必ず奥さんもお子さんもお父さんの近くにくっついて行動するべし!

旅先での教訓:

①行きたくない旅行には行くな。行きたくないと感じる時はハッキリ断れ。

②動物は予測不能。動物は危ない。知らない人でも良いから自分より大きな男の人の横に陣取っておくべし。

③病院がちゃんとある場所に旅行しよう。旅行保険には入っておこう。

④自分の身は自分でしか守れない。どんな時でも諦めず、自分のネットワークを駆使して助けを外に求めよう。

⑤そもそも、信頼できないような人とは結婚するな(ココ最重要ポイントでしたね)

日本に帰ってからもドラマは続いたね

シンガポールで3本目の狂犬病のワクチンを打って帰った私ですが、そもそも、日本には狂犬病がないって知ってた?狂犬病って怖い病気で発症すると100パーセント死ぬ病気なのですよね。私はアメリカ育ちなので普通に狂犬病って身近なこととして知っていたけど、日本にはそもそも狂犬病が根絶されていて存在しないから、予防のためのワクチンしかないんですって。私の場合は「狂犬病の病原菌を保有してるかもわからないサルに噛まれた」から曝露後投与ってことで噛まれた後に急いで抗体を作るみたいな感じで国際基準のワクチンを投与されたわけですよ。すると噛まれた日をDAY0として、DAY3、DAY7、DAY14・・・みたいな感じで決まった日に同じ規格のワクチンを計7回も打たないといけないわけ!3本目までは海外で打ったから良かったんだけど、その後4本目以降は決まった日に日本で打たなくちゃならない。なので帰国後調べたんだけど、この国際基準のワクチンを持っているクリニックを探すのに一苦労。品川にトラベルクリニックはあるけど、そのワクチンは置いてない、日比谷のクリニックにはあるけど、投与しなきゃいけない日はクリニックが休み。だのなんだのでもう大騒ぎ。打たないとゾンビ化するかもしれないし、ほんとに大変だった。

帰国後、まだGW後半だったんだけど、恐る恐る傷口を見てみるとなんだか白くなっていた。私は道中、親身になって助けてくれたドクターの友人に電話をして、「なんか白くなっていて気持ち悪いんだけどどうしたら良いかな~」と聞くと、「大きな病院の救急外来で見てもらえるか聞いてごらん。自分の家から行きやすい場所で、形成外科の先生か皮膚科の先生が当直している病院を調べてから行った方が良いよ」と教えてくれました。

言われた通りに調べたら近くの総合病院に形成外科の先生が当直医で出ていたので電話をして、見てもらえるか聞いてみました。すると「こちら救急なので、急患がいたらお待たせしますけどいいですよ、来てみてください」と言ってくれたので早速タクシーで向かいました。

早速診察してもらうと、「ええ!サルに?!襲われたんですか?これは酷い。これは壊死してるから切らないとだめだな。」とまたその場で患部の壊死組織を抉り取る手術をされてしまいました。「あなたね、このゴールデンウィークで一番の急患でしたよ。救急車で来てくれても良かったレベルのけが人でしたよ!」と先生に言われるくらいでした。笑

でもこの時本当に日本に住んでいて、日本の医療が受けられてこんなに安心に暮らせることにその時心から感謝しました。タイの離島での生きた心地のしないぼこぼこ道の爆走救急車や屋根のない病院や、血だらけの人が続々担架で運ばれてくる不衛生な医療現場を思い出したら本当に怖い想いしたなあと泣けてきた。何科の先生が当直しているのか調べられるシステムや、救急車呼んでもいいんですよと言ってくれる病院の先生や、システマチックな大学病院の支払いに感動が止まらなかった。

結局、えぐりとった傷口はそのまま肉がむき出しになっている状態で、消毒もせず流水(シャワーとかもそのまま入る)もOKで自然に肉が盛り上がるのを待つという方法で直すんだけど、筋肉とか丸見えだしホラーすぎて自分が見れないのでその後も消毒のため、毎日毎日近所の病院に通い続け、数週間に一度ワクチンを打ちに行き、数か月かかってやっと肉がふさがりました。本当に恐ろしい目にあった37歳の春でしたね。この頃毎日病院にかかって、長い事抗生剤打って痛み止め飲んで毎日薬漬けだったからある日起きたら全身に薬疹?じんましんが出てました。医者に行ったらアレルギーの薬をくれたけどそれを飲んだら更にじんましんが出て、体がもうこれ以上薬を投与しないで~~~!と悲鳴を上げているようでした。とにかく、自然に怪我も薬もいらない生活ができるのが一番の幸せですね。

えぐりとってから1か月くらいで肉が上がって中身が見えなくなりました。

サル事件から数か月が経ち、忙しく仕事して過ごしていたらなんだか生理が来なくなっていることに気づきました。変な話、妊娠などは一切有得ないのでかかりつけの婦人科に行って「先生もうあがっちゃったのですかね~?」と聞いたら、さすがにちょっと早いということで調べたところなんと原因はサル事件の「トラウマ」でした!この図太くたくましいわたくしめが「トラウマ」ですと?!

人間は命の危険を感じたときに全身をハイアラート状態にするんですって!体を温めたりしてる場合じゃない、危険があるのに逃げ遅れる!!ってことで体の機能をいわば節電モードに入れるんですって。だから、戦地に暮らす女性や少女たちは生理なんて来ないんですって。びっくり!人間の身体ってすごい良くできてるんだねえ。実際そんな怖い想いしたし、自分の身体の方が脳よりも繊細で好反応なんだとなんだか自分で自分をほめてあげたい気持ちになりました。

この事件の後、熱海なんかで猿回しの芸なんかを見たり、その周りに集まっている母子を見ると恐ろしくて気絶しそうになります。そして変な人だと思われることを覚悟しながらもできるだけお父さんとくっつくようにすすめています。けげんそうな顔はされますが腕の傷を見せると納得してくれます、みんな優しい。日本のお猿さんはちゃんと餌をもらっているだろうし、大丈夫だとは思うけど内なる野生はどう出るかわからない。志村どうぶつえんに出ていたチンパンジーのパン君だって引退後女性飼育員を襲ったし、そうなった後では遅いもの。

サル事件で感謝したこと:

①iPhoneに感謝。→iPhone持ってなかったらきっと動脈側を喰いちぎられていて失血死してた

②一番初めに気づいてくれた女性に感謝→彼女だって襲われたかもしれなかったのに助けを呼んでくれて感謝

③WIFIがどこでも繋がっていた親切な宿に感謝→WIFIで繋がっている先の人だけが味方だった

④FBで私の異変に気づいてくれた名医の友人に感謝→あの時に抗生剤打っていなかったらきっと右腕はなくなっていた

⑤タイ、シンガポール、東京で適切な処置をしてくれた全てのお医者様に感謝→この程度の傷で済んだのは医療の力です

⑥自分の強運と、強い身体と精神力に感謝→この事件もまた私をパワーアップさせてくれました

⑦この事件とネタと、次へ進む大切な原動力になってくれた学びに感謝→何度話したかわからない鉄板ネタだよ

 

おまけ:お猿さんはもともと凶暴だという事を広めよう!

私としてもやっと振り返れるくらい時間も経ったし、写真も出てきたから画と共に語れるし、本当にあった恐ろしい話だから、臨場感を持ってみんなに知らせなきゃと思いました。

しばらくは面白鉄板ネタとして話していたけど当時の写真が出てきて、冷静に見るとかなり恐ろしい。喰いちぎられた場所が数センチ右だったら右手の薬指と小指をつかさどる腱が切れてたかもしれないとか色々と不幸中の幸いだったなって感謝しかないけど。

でもサルの脅威は世の中のお父さんお母さんに広く伝えたい!

とにかく、檻のない場所で動物に触れる時は絶対に気をつけましょう!

サルはヒエラルキーを重んじる。女子供から襲います。

男の人には一目置くんです。だから必ず檻のない場所で猿に近づくときは必ず、必ず、男性の近くに居ましょう。旦那さんや彼氏やお父さんが近くにいない時には見知らぬ人でも嫌な人でもガードマンでも誰でもいいから、とにかく生物学上男性な人の近くに居ましょう。

何度も言っちゃいますが、志村どうぶつえんで大人気だったパン君も志村園長にはあんなに従順だったのに引退した途端、動物園の二十歳の女性飼育員をおそったんですよ。あの人気者だったパン君ですよ。

しかたないです、相手は野生の動物なんですから。知識がある方が、危険を察知して身を守らないといけないと思います。

私はこんな目にあったけど、一度も私を襲ったサルを恨んではいません。あんな劣悪な環境でやりたくもない芸を毎日毎日やらされて、嫌いな女子供にカメラでカシャカシャ写真取られて。

勝手にサルを怒らせた無知だった女は自分だったし、無知だったくせに生き延びられたんだから今では感謝しかありません。

でも無知な親が子供を襲われたら、一生悔やむと思うから、ぜひ有権者のみなさんに訴えたい。

女子供を丸腰でサルに近づけてはいけません!!本当に!お猿に近づくときはお父さんと一緒にだよ!

 

以上です。アーメン。

 

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