先日思いがけず、ももちゃんに会えました。
ももちゃんとは私のおばあちゃんが飼っていた猫で、とっても特別なねこちゃんです。本当にかわいい子で昔から大好きでした。
おばあちゃんは3年前の2018年に長生きをしてみんなに看取られて亡くなったのですが、おばあちゃんねこのももちゃんが残りました。実はももちゃんは脳腫瘍があっておばあちゃんよりずっと前の2016年くらいにはもう死にかけていて、みんなで「がんばれももちゃーん!」なんて言いながら見守っていたのですが結果的にお薬を飲みながらちゅーるを食べて持ちこたえて、おばあちゃんのことも見送りました。
昨年のコおばあちゃんが亡くなった後は、ももちゃんの兄弟を飼っていた叔母のもとにももちゃんは引き取られました。引き取られて問題なく幸せそうだったので安心していたのですが、ほかの兄弟もここ数年で順番に亡くなったと聞いていたし、コロナ禍以降は親戚ともそんなに行き来していなかったので「きっともうももちゃんもなくなっちゃったかなぁ~」って心の中では思っていました。
先日バッタリ叔母に会い(家自体は近所なので)「わー、久しぶり!ちょっとお茶飲んでいきなよ、ももちゃんいるよ!」って言われて思わず私も「え~~~!ももちゃんまだ生きていてくれてるのぉ!?」と叫んでしまいました。ももちゃんすごい!
ももちゃんは5年前、あんなに見ていられないくらい衰弱して死にかけていたのに、みんなでせめて楽に死ねたらと最後の願いをかけたくらいだったのに、先に亡くなったおばあちゃんからバトンを受けたかのように元気に、平和に余生を過ごしていました。20歳なのにちゃんと相変わらず愛らしくてかわいい感じでごろごろ私にだっこされていました。なんだかつくづく、みんな病気ではなく、寿命が尽きる時までライフがあるんだなあと思い知らされた気持ちでした。
叔母は「ももちゃんの中におばあちゃんが入ってるんだと思うな」って言っていたけれど、なんだかものすごくももちゃんが小さいのに力強く見えて嬉しくて幸せな気持ちをもらえました。
9年?くらい前に事情があって家なき子になった時期が1か月くらいあったのですが、その時私はおばあちゃんのお家に逃げ込んで約1か月居候させてもらっていました。その時、客間で寝ていた私のお布団に毎日ももちゃんが来て一緒に寝てくれていました。女の子なのにとっても甘えん坊で目を見るとお話が通じるような不思議な子でした。私はその時人生で一番落ちてる時期だったから、もしかしたらパワーをくれていたのかもしれないね。それまでずっと仕事や海外出張ばかりで、猫を飼うのを我慢していた私が一番一緒に濃密な時間を過ごせた、初めてのコンパニオンにゃんこだったかもしれない。
ももちゃんがすごくかわいい女の子にゃんこだったからつぶとろを迎えた時には「かわいい女の子が2匹もきたー!!」って思ったけど、、、、やっぱりももちゃんは特別なのでした。(笑) みんな性格はちがうものね。つぶとろも年を取ったらももちゃん化するかもしれないしね!
それでもにゃんこは皆かわいい。みんな違ってみんないい!!
そしてももちゃんはこれからもほっこりと幸せに毎日元気にいてほしいと心から願います。ももちゃん、大好き!
コメントを書く